北の詩と人 アイヌ人女性知里幸恵の生涯

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2017年地方出版文化功労賞特別賞受賞作品

アイヌの神話を書籍として著した知里幸恵(ちり・ゆきえ)。岩手県出身の国語学者金田一京助との交流を中心に、わずか19歳で閉じた生涯を描く。

小説家の故須知徳平氏が岩手日報紙上に連載したものを再編集して書籍化。
1977年3月から9月まで、181回にわたって岩手日報紙上に連載された。


目次

はじめに
第1章 離郷
離郷
おばあさん子
山のハポ
成長
第2章 愛と不信
不信
希望
一つの灯
会話(一)
第3章 試練
試練
帰省
白い菊
第4章 出会い
面影
迷路
出会い
第5章 銀の滴
炬火
銀の滴
師弟
決意
会話(二)
第6章 手紙と日記
手紙と日記
会話(三)
第7章 神々の謡
望郷
回帰
神々の謡

あとがき
須知徳平氏年譜

本書の帯より
 知里幸恵と金田一京助との奇跡的な出会い。二人の人生の糸が結び合ってアイヌの神々の物語がこの世に復活を遂げた。神に選ばれた二人の澄み切った魂をことほぎ誇らかに奏でる須知さんの文章がさらに美しい。この作品もまたもう一つの奇跡だ。清らかな泉がこんこんと湧き出ている。楽園を訪れている幸福感に私は満たされた。
作家・高橋克彦

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