北の文学 第72号

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巻頭コラム/沢村鐵「自分という水滴」

文芸誌「北の文学」第72号(2016年春発行)は、小説部門入選作5編を収録。巻頭コラムは「クラン」シリーズなどミステリー小説で活躍する沢村鐵さんが登場。ファン必読のコラムです。

今号から高橋克彦さんに代わり鈴木文彦さんが新たな編集委員に就任。鈴木さんの抱負と、高橋さんが8年間携わった新人発掘への思いも寄稿文として掲載しています。【在庫僅少】

●編集委員 鈴木文彦 斉藤純 久美沙織

 鈴木文彦…1969年、文藝春秋入社。編集者として手腕を発揮し、「オール讀物」編集長などを歴任。父は第1次「北の文学」監修者だった作家の鈴木彦次郎。盛岡市生まれ。


体裁 :A5判
総頁 :214頁
発行 :2016年5月


【主な内容】
・巻頭コラム 自分という水滴/沢村鐵

・小説部門入選作
  二宮さんの手紙/加藤勝
  慈雨、降る、降る。/多田加久子
  母の背中/久保協一
  梟の森/汐見遥
  たんんすの向こう側/東森りつ
・〔選考経過・選評〕

・〔寄稿〕新旧編集委員より
  創作を志す人へ/鈴木文彦
  楽しみと自己研鑽/高橋克彦
・〔寄稿〕小説
  津波と泥棒/清水渡 
  老人たちの山/村井直衛

・詩 思い出の引き出し/佐々木もなみ
・俳句 北三陸/和城弘志
・短歌 胆沢野/羽藤堯
・川柳 限界集落点描/小田島花浪
・グラフ文学散歩 塩谷昌弘
  須知徳平『南部牛方節』の道をめぐって
・エッセー 4編
・投稿 あの日あの時8編
■「北の文学」とは
 『北の文学』は新人作家の発掘と育成を目指す岩手の総合文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、年2回(5月、11月)の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。
 岩手ゆかりの一線作家らによる巻頭コラムも人気です。

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