北の文学 第75号

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巻頭コラム/沼田真佑「東京の動物」

小説部門優秀作
  加藤勝「ピンク」
  多田加久子「あなたに話したい。」


文芸誌「北の文学」第75号(2017年冬発行)は、小説部門優秀作に決まった加藤勝さん「ピンク」と多田加久子さん「あなたに話したい。」、入選作に選ばれた日上秀之さん「こどもたち」の3編を掲載。

巻頭コラムは「影裏」で第157回芥川賞を受賞した沼田真佑さんの「東京の動物」。軽妙なタッチで「東京見物」をつづっています。【在庫僅少】

●編集委員  鈴木文彦 斎藤純 久美沙織


体裁 :A5判
総頁 :174頁
発行 :2017年11月


【主な内容】
・巻頭コラム 東京の動物/沼田真佑
・小説部門優秀作
  ピンク/加藤勝
  あなたに話したい。/多田加久子
・入選作 こどもたち/日上秀之
・〔選考経過・選評〕

・俳句 一番星/津志田武
・短歌 花朶かしぐころ/田澤和子
・詩 ドックヤード/かしわばらくみこ
・川柳 「迷走の闇」宇部功

・〔寄稿〕小説 流星/村井直衛
・〔寄稿〕文芸評論
  ヘビとムカデが盛岡で/浜矢スバル
  満蒙開拓青少年義勇軍の夢と現実/黒澤勉
・グラフ文芸散歩 渡部芳紀
  宮沢賢治文学と岩手県
・エッセー 4編
・投稿 あの日あの時
■「北の文学」とは
 『北の文学』は新人作家の発掘と育成を目指す岩手の総合文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、年2回(5月、11月)の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。
 岩手ゆかりの一線作家らによる巻頭コラムも人気です。

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