北の文学 第80号

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巻頭コラム/くどうれいん「ふるさとを脱ぐ」

小説優秀作/朝比奈信次「三月の光」


 文芸誌「北の文学」第80号(2020年春発行)は、小説部門優秀作に選ばれた朝比奈信次さん「三月の光」と入選作3編を収録。

 巻頭コラムは、みずみずしい感性のエッセイで人気の、くどうれいんさんが登場。【在庫僅少】

●編集委員
 鈴木文彦 斎藤純 久美沙織
 
体裁 :A5判
総頁 :264頁
発行 :2020年5月


【目次】
・巻頭コラム ふるさとを脱ぐ/くどうれいん

・小説部門優秀作 三月の光/朝比奈信次
・小説部門入選
  天国への道/中村均
  マスク/谷村行海
  風とタイムトンネル/淺里大助
・〔選考経過・選評〕

・グラフ文学散歩 塩谷昌弘
  小林美代子の釜石を探して
・詩 供花/久慈こうこ
・〔寄稿〕小説 レディー・ウメ子の初恋/東森りつ
・短歌 七回忌/羽藤堯
・〔寄稿〕小説 長袖とヘッドフォン/加藤勝
・俳句 四季断章/安部克詠
・〔寄稿〕小説 鳩の四十九日/古屋貞子
・川柳 言葉/竹本よし
・〔寄稿〕文芸評論 望月善次
 『短歌定型論』再考 ~『第二芸術論』決算と『短歌の誇り』回復のために~
・エッセー 4編
・79号合評会から
・投稿 あの日あの時
 
■「北の文学」とは
 『北の文学』は新人作家の発掘と育成を目指す岩手の総合文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、年2回(5月、11月)の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。
 岩手ゆかりの一線作家らによる巻頭コラムも人気です。これまでに若竹千佐子さん、沼田真佑さん、柚月裕子さんらが登場しています。

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