増補改訂版 南極探見500日 岩手日報特別報道記録集

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南極、そこは「宇宙よりも遠い」場所――。
 

夜空を彩るオーロラ、太陽が昇らない冬、沈まない夏―。 

日本から1万4000㌔、宇宙よりも遠い南極の地で、日本の観測隊に約1年5カ月間同行した岩手日報記者による長期企画「南極支局」を再編集。約200枚の写真と図解を掲載し、極地の自然、現地の研究内容、昭和基地での生活を分かりやすく紹介。

増補改訂版では、初版未収録のオーロラ写真や岩手ゆかりの歴代隊員らを新たに掲載しました。見て、読んで楽しめる「南極読本」!。

【2月14日先行発売】
 

  



体裁 :B5判横オールカラー
総頁 :116
発行 :2025年2月
ISBN :978-4-87201-437-2 



スマートフォン向けアプリ「いわぽんReader(リーダー)」を使うと、美しい絶景やペンギンの愛らしい姿を映像で楽しめる仕掛けも取り入れました。
「地球の環境センサー」と呼ばれる南極への理解を深め、持続的な将来を一緒に考えるヒントとしたい一冊です。

 

■目次

 第1章 南極の不思議

 ・最古級の氷を求めて往復2000㌔の旅

 ・沈まぬ太陽、夏の白夜 

・昇らぬ太陽、冬の極夜

  【取材ノート】越冬ならでは「孤独の楽しみ」

 ・1カ月半ぶりの「夜明け」、転がる太陽

 ・オーロラ 神秘のベール

 ・岩手でもオーロラ!

 ・星々が降り注ぐ夜のとばり

 ・厳寒 雄大 氷の世界

 ・夕景駆ける「カタバ風」

 ・氷と光が織りなす三重奏

 ・夏と冬、それぞれに魅せられて

 ・標高400㍍ 大岩壁そびえ立つ

 ・浮かぶ幻影 蜃気楼

 ・極限の自然が生み出す色彩

  【取材ノート】心を照らしてくれた野田村の「太陽」

 

 第2章 研究・観測最前線 

・地球・宇宙に迫る63次隊の観測

 ・100万年前の氷 掘り出す準備着々

 ・ドームふじ遠征の道のり

 ・〝深層〟解明スタート!

 ・海が氷河を解かす仕組みに迫る

 ・氷河流出の謎 突き止める

 ・大気の流れを読む大型レーダー

 ・観測に欠かせない国際協力

  【南極days】南極と岩手、深い関わり

  【南極days】極地でつなぐ岩手県人の思い

  【南極days】田中舘愛橘博士の関連観測脈々

 ・地球を見通すVLBI観測

 ・コケむす岩場 生態系チェック

  【取材ノート】表紙のペンギンどうしてこうなった?

 ・“火星探査”適地はどこだ

 ・ゴンドワナ超大陸 手がかり掘り起こせ

 ・命を守るプレハブ技術

 ・進化を続ける「走る研究室」

 ・氷海を拓く 観測船しらせ

 ・日本人初の南極探検~白瀬矗~

  【取材ノート】報道を観測隊業務「二刀流」の挑戦

  【南極days】トンガ沖噴火の気圧変動を南極でも観測

 

 第3章 教えて!南極ライフ

 ・昭和基地をのぞいてみよう

 ・昭和基地Q&A

 ・支え合って充実の基地生活

  【南極days】極地の食卓彩る岩手の味

 ・催しいっぱい!南極12カ月

 ・団結の宴 ミッドウインター祭

 ・「氷上キャンプ」生き抜く知恵 

 ・63次越冬隊同行 奮闘の500日間

  【取材ノート】ようやくたどり着いた「宇宙よりも遠い場所」

 ・観測隊アルバム ・南極に暮らす仲間たち

  【南極days】タロ・ジロと猫のたけし

 ・活動日数511日〈数字で見る南極支局〉

 ・伝えることが恩返し @iwate本社デスクのつぶやき

 ・終わりに

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