北の文学 第76号

1,210(税込)

数量
巻頭コラム/若竹千佐子「小説の功罪」

優秀作/日上秀之「日々」


文芸誌「北の文学」第76号(2018年春発行)は、小説部門優秀作に選ばれた日上秀之さん「日々」と入選作3編を掲載。

巻頭コラムは「おらおらでひとりいぐも」で第158回芥川賞を受賞した若竹千佐子さん(遠野市出身)が登場。「北の文学」にまつわる思い出を交えながら、作家としての思いをつづっています。

岩手の文壇を長くけん引した長尾宇迦(うか)さん(2018年1月死去、享年91)を悼み、第1次「北の文学」時代から親交のあった作家及川和男さんと歌人菊澤研一さんの追悼文を収録。
【在庫僅少】

●編集委員  鈴木文彦 斎藤純 久美沙織


体裁 :A5判
総頁 :202頁
発行 :2018年5月


【目次】
・巻頭コラム  小説の功罪/若竹千佐子
・小説部門優秀作 日々/日上秀之 ・小説部門入選作
  ボトム・オブ・ジャングルジム/瀬川健
  アカリちゃん/谷村行海
  石川清馬はこう生きた。/浜矢スバル
・〔選考経過・選評〕

・追悼 長尾宇迦さん
  長尾さんの葉書/及川和男
  遠景 宇迦草房主人/菊澤研一

・詩 まんかい/伊藤恵理美
・〔寄稿〕小説 幻想即興曲/加藤勝
・短歌 来し方この先/菊池秋光
・〔寄稿〕小説
  名残の月が歪んで見える朝もーモライユ記念日Ⅱー/多田加久子
・俳句 母子草/鳥羽ゆき子
・グラフ文学散歩 塩谷昌弘
  金田一花明(京助)の『幻境』を歩く
・川柳 生き下手/柳清水広作
・エッセー 4編
・投稿 あの日あの時
■「北の文学」とは
 『北の文学』は新人作家の発掘と育成を目指す岩手の総合文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、年2回(5月、11月)の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。
 岩手ゆかりの一線作家らによる巻頭コラムも人気です。これまでに若竹千佐子さん、沼田真佑さん、柚月裕子さんらが登場しています。

この商品について問い合わせる

商品レビュー

レビューはまだありません

レビューを書く

最近チェックした商品Check Items