北の文学第88号

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巻頭コラム/佐藤厚志「県道沿いの思い出」

岩手日報社が発行する文芸誌『北の文学』第88号は、小説部門の入選作3編、第168回芥川賞に輝いた佐藤厚志さんのコラムなどを収録。【5月30日発売】
 第88号は小説部門で鈴木文彦、久美沙織、大村友貴美の3編集委員による最終選考が行われ、3編が入選しました。

インタビュー特集/沼田真佑「幻日/木山の話」

 毎号注目の巻頭コラムは、「荒地の家族」で第168回芥川賞に輝いた佐藤厚志さんです。インタビュー特集として、「影裏」で第157回芥川賞を受賞した沼田真佑さんが登場しています。

 瀬緒瀧世(せお・たきよ)さん(2023年第86号優秀作)と畠山政文さん(1994年第29号優秀作)による寄稿小説、浜田日向子さん(北上市・日本現代詩歌文学館学芸員)のグラフ文学散歩なども掲載しています。


体裁 :A5版
総頁 :220
発行 :2024年5月
ISBN :978-4-87201-619ー2


主な内容
巻頭コラム 県道沿いの思い出/佐藤厚志
インタビュー特集 沼田真佑「幻日/木山の話」
入選作・小説
無意識ドラマ/齊藤千蟻
桜前線を追いかけて/森本翔太
山に棲(す)む人/平塚拓朗
選考経過・選評
詩 はたらく/夏谷胡桃
寄稿・小説 花謝すれば/瀬緒瀧世
短歌 心のかけら/星野花歩
寄稿・小説 宮本武蔵招請始末――「一伯館日録」/畠山政文
俳句 譜面/工藤陽子
グラフ文学散歩 寄せゆき引き返す波――大西民子と釜石/濱田日向子
川柳 心の至宝――それは母 鈴木みさを
エッセー4編 兼平玲子/文月文乃/岩渕眞理子/駒形藍
87号合評会から
投稿 あの日あの時7編



■北の文学とは
 『北の文学』は岩手在住またはゆかりの人を対象にした、新人作家の発掘・育成のための文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、春と冬の年2回の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。

 

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