北の文学第82号

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巻頭コラム/くらもちひろゆき

小説優秀作/小田島比呂「家族会議」


 文芸誌「北の文学」第82号(2023年春発行)は、小説部門優秀作の小田島比呂(ひろ)さん「家族会議」と、入選作5編を収録。

 巻頭コラムは、劇作家くらもちひろゆき氏(盛岡市)が軽妙な文章で「NGワード」に切り込みます。

●編集委員
 鈴木文彦 久美沙織 大村友貴美


体裁 :A5判
総頁 :268頁
発行 :2023年5月
ISBN :978-4-87201-613-0

【目次】
・巻頭コラム くらもちひろゆき

・小説部門優秀作 家族会議/小田島比呂
・小説部門入選作
  優しく美しい女性(ひと)/中村均
  平箱の中/神山千之
  ビーラの絆/藍沢篠
  迷い蛾/菅原弘行
  ブルース・オブ・タカダノババ/谷村行海
・〔選考経過・選評〕

・詩 エルケーニッヒ/藍沢篠
・〔寄稿〕小説
  お日様パンー『セスナ日和』3ー/安井康平
  マン・オン・ザ・ムーン/松本秋実
・短歌 廃屋集落/山内義廣
・俳句 実千両/岩渕洋子
・川柳 危機の時/中野裕子
・エッセー 4編
・第81号合評会から
・投稿 あの日あの時6編
■「北の文学」とは
 『北の文学』は新人作家の発掘と育成を目指す岩手の総合文芸誌です。創刊は1955年。新感覚派として活躍した鈴木彦次郎をはじめ、井伏鱒二、川端康成、丹羽文雄、尾崎士郎が監修者として名を連ねました。第5号で休刊となったものの1980年に復刊。以来、年2回(5月、11月)の発行を続け、短編小説の優秀作と入選作などを掲載しています。これまでに斎藤純さん、平谷美樹さん、松田十刻さん、大平しおりさん、日上秀之さんらを輩出しています。
 岩手ゆかりの一線作家らによる巻頭コラムも人気です。第81号の伊吹有喜さんをはじめ、これまでに若竹千佐子さん、沼田真佑さん、柚月裕子さんらが登場しています。
 

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